2018年6月の京大オリジナル設立当時から、企業との接点のもち方として、「京大らしさを伝えることを通して、興味をもってもらう方法はないだろうか」と考えていました。設立時には姉妹会社である京都iCAP・TLO京都がすでに存在していたものの、企業への提案活動も個別で実施していたので、今回はまず情報発信の部分でPhilo-という共通の窓口をもち、マーケティング活動を一緒にやっていこうとしています。
Philo-では「技術」と「人間」に大きく入り口を分けています。
京都大学とのさまざまなコラボレーションを希望する企業の窓口。お問い合わせいただいた企業のニーズに合う研究者とのマッチング、共同研究プロジェクトの組成などを行っています。
新規事業の創造に向けて、大学発ベンチャー企業との連携を模索している企業の方々へ、Philo-チームでは「京都大学イノベーションキャピタル株式会社(京都iCAP)」が中心となり、投資先ベンチャー企業のご紹介やマッチング、コラボレーションの支援を行なっています。
京都大学では、毎年約400の発明が生まれ、日本および海外で約400件の特許を取得(登録)しています。
TLO京都が中心となり、新しい事業や商品・サービスの立ち上げを模索している企業と京都大学をはじめとする連携大学をつなぎ、特許ライセンスの提供や知的財産活用のサポートを行なっていきます。